【2018年度版】ドローン講師が教える、1万円前後のおすすめドローン4選

堀内亜弥
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堀内亜弥

こんな感じの内容です!

ドローンって結局どれを買えばいいの?という初心者の方に向けて、「ドローン飛ばしたい!」をすぐに叶えるトイドローンを選びました。何十機種を飛ばした中でも最高の3機種です。

目次

初心者はどのドローンを購入すべきか、いつも聞かれます

ドローンはとってもブームになりました。アマゾン(Amazon)で「ドローン」と調べると、実に「100,000件」以上もの商品が出てきます。(2018年10月時点)2017年末時点では「24,000件」ほどだったのでドローンに対する注目度の向上が伝わってきますね。

こんなに多くの選択肢がある中で、初心者がはじめに購入すべき、おすすめドローンはどれでしょうか。

安いものは数千円程度~、高いものになると100万円以上の価格になり、ドローン初心者は混乱してしまっているのではないでしょうか。

今回は業務用途ではなく、趣味の方を対象に「流行りのドローンを試してみたい」という目的に合わせて、アマゾンで買える1万円程度のコスパ最強おすすめドローンを紹介します。

なお、Amazonで購入できるドローンは技適が取得されていない違法なドローンも含まれていますので、お気を付けてください。もちろん違法ドローンは対象外です!

ドローンの購入を検討している初心者の方は、まずは読んでいただければ思います!

簡単にわかるドローンの選び方

ドローンを選ぶポイントは次の3つを見るとよいでしょう。

  1. 操作性・安定性
  2. 価格(コストパフォーマンス)
  3. カメラの機能

今回は、1,2,3を全て満たしたおすすめドローンを紹介します。

DJIとIntelの技術を集めたトイドローン「Tello」

DJI Tello 製品特徴12

2018年1月10日、DJIとIntelの技術を集めたトイドローン「Tello」が発表され、2018年3月に発売されました。

価格は「税込12,800円」、航空法規制外の200g未満の機体です!

DJI製品の超小型空撮ドローンSparkのトイドローン版という位置付けで、予約開始時には予約が殺到しました。

*うちの社員全員も予約していて、期待感がやばかったです。

  • ーーー
    最大飛行時間13分(トイドローンでは最長レベル)
  • 80g(200g以下)
  • 最大100mの飛行距離
  • 720PのHD伝送
  • *DJIとインテルの技術供与を受けたRYZE社が開発・生産
    ーーー

Tello Boost コンボ登場

2018年9月には、予備バッテリーや充電ハブがセットになったTello Boostコンボが発売となりました。価格は「税込12,800円」、各アクセサリー単品で購入するよりも1000円以上お得なセットになっています。トイドローンの場合、比較的早くバッテリーがなくなってしまうため、Tello本体をご購入後にバッテリーを追加でご購入される方が非常に多いので、Telloをしっかり楽しみたい方にはオススメのセットですね。

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気圧センサー搭載で操縦簡単:Holy Stone HS200

アマゾンでベストセラーに選ばれている(記事執筆時点)、レッドのボディが目立つドローンです。

Amazonにて12,000円程度で購入できます(記事執筆時点)が、様々な機能、付属品を備えているのです。では見ていきましょう!

気圧センサー搭載だから高さを保ってホバリング可能!

ドローンも車のラジコンと同様にプロポ/送信機(コントローラー)で操作しますが、もっとも大きな違いは、「高さ」という要素が加わることでしょう。

初心者の方は、この「高さ」の操作に戸惑ってしまい、上手に飛ばすことができないケースが多く見られます。ですが、HS200ならそんな心配も無用です。

なぜなら、「気圧センサー」を搭載しているからです。気圧センサーにより、ドローンが高度を認識し維持しようとします。ですから、高度の維持が簡単になり、操縦も簡単になるのです。

FPV生中継可能なので、スマホでドローンからの映像をチェックできる!

このドローンはFPVに対応しています。FPVとは「First Person View」の略で、日本語だと「一人称視点」という意味です。

つまり、ドローンからの視点で操縦することができるのです。

スマートフォンと連動することで、コントローラーからドローン視点の映像を生中継で見られるのはとてもおもしろいですよね!

操縦に困っても安心!ワンキーリターン機能搭載!

屋外でドローンを飛ばしている時に、思うように操作できず、パニックに陥ることがあるかもしれません。

そんなときも、HS200なら安心です。ボタンをワンクリックするだけで、自分のいる場所に戻ってきてくれるのです!

屋外で人にぶつかってしまうのは非常に危険なので、安全確保のためにも良い機能ですよね。

SDカードから日本語のマニュアル、モバイルバッテリーまで!?豊富な付属品!

ドローンで撮影するためには、保存するためのメモリが必要になります。
普通であれば、自分でMicroSDカードを購入しなければならないのですが、HS200には付属しているのです。

これにより、ドローンが届いたらすぐに撮影を開始することができます。また、海外製ドローンには珍しく、日本語の取扱説明書があります。セットアップや操作方法がかんたんにわかるので良いですね。

驚きなのが、「モバイルバッテリー」を内蔵しているということです。ドローンは本体軽量化のために、あまり容量の大きなバッテリーを積めません。

一度の充電で20分から30分程度しか飛ばすことができないのですが、HS200に付属しているモバイルバッテリーを利用することで出先でも充電することが出来ます。屋外のフライトでも安心ですね。

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操縦の練習におすすめ:Hubsan X4 HD

小さくて安定しない、でも練習になる!

先ほど紹介したHS200は、「安定して飛ばしやすい」ということに重点を置いていましたが、Hubsan X4 HDは、写真の通り手のひらサイズです。

安定することに重きを置いていないため、ホバリングをするにはかなり練習が必要になります。しかし、ドローンの構造を意識して練習するにはぴったりです。

とてもコンパクトだからどこへでも持ち運べる!

写真の通り、本当に小さいドローンです。

コントローラーの中に本体を収納できるので、どこへでも持ち運ぶことができます。出先で、飛ばす練習をしたり、カメラで遊んだりすることも可能なんです!

外に出てドローンを飛ばすのはちょっと…という方にもぴったり。本体が小さいので、室内でも楽しく飛ばすことができます。

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2017年最も好評だったトイドローン:Parrot Mamboシリーズ

安心のフランスParrot社製ドローン!

これまで紹介した他機種との大きな違いは、メーカーです。

Parrotは会社はフランスのドローンメーカーで、中国のDJIに次いで有名な企業の一社です。よくわからないメーカーのドローンを買いたくない、という方におすすめです。

夜間の飛行にぴったり、かっこいいLEDライト!

珍しいことに、このドローンは強力なヘッドライトを搭載しています。おかげで、かなり遠くまで照らすことができ、夜間や暗闇でのフライトも可能です。ただ、夜間に外で飛ばすのは、危険を伴うのでお気をつけください。

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Parrot Mambo Fly

 

飛行時の注意点

ドローンを購入して飛ばすためには、気をつけなければならない注意点がいくつもあります。その中から特に気をつけなければならない点を紹介します。

改正航空法

引用:国土交通省ホームページ

まずは航空法です。ドローンを飛ばす際には、国土交通省が定める航空法を尊守しなければいけません。

今回紹介したドローンは改正航空法の規制対象外、200g未満のものですが、どこでも飛ばせる訳ではないので注意が必要です。

たとえば、東京都内の公園ではドローンを飛行させることができません。

Q 公園内でドローンやラジコンを飛ばしたい。
A 公園利用者の安全に配慮する必要があることから、公園におけるドローンの飛行は禁止しております。
  ラジコンについても、同様に飛行を禁止しております。(出典:都立公園Q&A)

このように国土交通省が定めた航空法の他にも、各自治体が定める条例も確認する必要があるのです。

※全国の都道府県で飛行可能な場所はこちらをご覧ください。

ドローンフィルムコミッション!ドローン操縦士おすすめの47都道府県のドローン空撮スポット!

障害物

平成29年11月4日に岐阜県大垣市でおこなわれたイベントで、ドローンが落下し観客3名に軽傷する事故がおきました。

ドローンは使い方を間違えると、人を傷つけることがあります。

楽しく安全に飛ばすために、人はもちろん、木、クルマ、住宅など、まわりに障害となるものが無いか確認しましょう。

天候

ドローンは、雨や風など天候状況に左右される性質があります。

特に今回紹介したドローンは、小型なものが多いため、ちょっとした天候状況の変化にも大きな影響をうけてしまいます。

最悪の場合、墜落して故障・人身事故につながる可能性もあるので、強風が吹いている、小雨が降っている場合には飛ばすのを止めましょう。

 

空撮・業務用でドローンを本気で取り組みたい方へ…

今回紹介した4つのドローンは、遊ぶにはおもしろい機体ですがすべて「ホビードローン」に分類されます。

「ホビー」つまり、趣味・遊びで飛ばすためのドローンで、仕事や本格的に始める方のためのものではありません。

今回紹介したものは200g以下のドローンは法規制の対象外ですから、気軽に飛ばすことができます。ただ一方、外では軽すぎて風に流されやすく、危険を伴うこともあります。

「自分の用途では、どんなドローンを買うべきなのかな…?」とお悩みの方は、DroneAgentのエントリーモデルの機体を調べてみてくださいね。

 

DroneAgentチームではいつでも質問に答えます。

本記事を執筆しているのは、ドローン運用・導入・販売実績No.1のDroneAgentです。ドローン運用・導入で現場にいる操縦士が質問になんでも答えます。いつでも問い合わせを下さい。

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まとめ

ドローンをゼロから始める方にとって、どの機体から始めるというのは重要ですよね。

今回は遊びで飛ばす為のドローンで、おすすめの機体を選んでみました。

まずは試しに買ってみて、ドローンを趣味にすることからスタートしてみてはいかがでしょうか!

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